御嵩(読み)みたけ

精選版 日本国語大辞典 「御嵩」の意味・読み・例文・類語

みたけ【御嵩】

岐阜県南部の地名江戸時代中山道細久手伏見の間の宿駅として発達陶磁器・電気機器などの工場がある。願興寺蟹薬師)がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「御嵩」の意味・わかりやすい解説

御嵩[町] (みたけ)

岐阜県南部,可児(かに)郡の町。人口1万8824(2010)。中央部を木曾川の支流可児川が西流し,名鉄広見線,国道21号線が東西に走る。中心集落の御嵩や伏見は中山道の宿場町として栄えたが,中央本線開通後衰退した。第2次大戦中と戦後の一時期,亜炭生産が盛んであった。近年,タイル類の陶磁器工場や電気機器工場が進出,名古屋市周辺の住宅地としての開発も進められている。瑞浪(みずなみ)市にまたがる可児川上流域には鬼岩(名・天)の巨岩があり,飛驒木曾川国定公園に属する。町域北辺は丸山蘇水湖に臨む。
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