御所柿(読み)ゴショガキ

デジタル大辞泉 「御所柿」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐がき【御所柿】

カキの一品種。奈良県御所ごせ原産といわれる。実は扁平でやや方形をなしている。やまとがき。ひらがき。五所柿。

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デジタル大辞泉プラス 「御所柿」の解説

御所柿

奈良県で生産される柿。実は120~130gと小ぶりの甘柿果肉の色は濃い紅色で、肉質は緻密。同県御所(ごぜ)市原産とされる。

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世界大百科事典(旧版)内の御所柿の言及

【御所[市]】より

…江戸時代以来の大和木綿の伝統をつぐメリヤスや靴下などの繊維製品,履物,万年筆,化学製品などの生産が多い。また近世以来大和売薬の中心地として富山と並ぶ売薬の町であり,御所柿(ごしよがき)の名で知られる柿の産地でもある。この地域は古代豪族の葛城氏や鴨(賀茂)氏の本拠地で,宮山古墳をはじめとする史跡も多い。…

※「御所柿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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