御本尊(読み)ごほんぞん

精選版 日本国語大辞典 「御本尊」の意味・読み・例文・類語

ご‐ほんぞん【御本尊】

〘名〙 (「ご」は接頭語)
① 本尊仏を敬っていう語。
※日蓮遺文‐新尼御前御返事(1275)「但、大尼御前の御本尊の御事おほせつかはされて」
事件中心人物。御当人。御本人。
※火の柱(1904)〈木下尚江一六「御本尊が嫁(ゆ)きたいと申すものを、之を束縛する親の権力も無いでは御座りませぬか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御本尊」の意味・読み・例文・類語

ご‐ほんぞん【御本尊】

本尊3」に同じ。「当のご本尊は御存知ない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android