御都合主義(読み)ゴツゴウシュギ

デジタル大辞泉 「御都合主義」の意味・読み・例文・類語

ごつごう‐しゅぎ〔ゴツガフ‐〕【御都合主義】

定見を持たず、その時、その場の都合や成り行きで、どのようにでも態度を変えること。オポチュニズム
[類語]日和見日和見主義事なかれ主義オポチュニズム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御都合主義」の意味・読み・例文・類語

ごつごう‐しゅぎ ゴツガフ‥【御都合主義】

〘名〙 自分の定見を持たず、その時その時の状況に応じて自分に都合のいいように判断し行動するしかたをさげすんでいう語。節操のない態度。
※嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉「政治界も宗教界も其日其日の御都合主義(ゴツガフシュギ)となってゐるは事実で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android