復配（読み）ふくはい

精選版 日本国語大辞典

ふく‐はい【復配】

〘名〙 配当を復活すること。主に株式会社の配当についていう語。

※黒白の虹（1963）〈高木彬光〉一「不動産の売却益で負債を一掃し、復配するという説も流れた」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ふく‐はい【復配】

［名］(スル)配当を復活すること。主に株式の配当にいう。「業績の回復に伴い復配する」

出典　小学館

ASCII.jpデジタル用語辞典

復配

無配を続けてきた企業が、配当を再開すること、「有配」にすること。企業は年間の事業活動の結果として得られた利益を、配当金の原資としている。企業業績が低迷し、利益が出なかった場合、配当金の原資を捻出できないことから、その年の配当を見送るケースがある。これを「無配」というが、その後、企業業績が徐々に好転し、利益が出せるようになると、再び配当を実施する。これを「復配」と呼ぶ。無配株となると、企業業績の先行き不透明感から株価は低迷する場合が多いが、復配に転じると、企業業績の回復を織り込むかたちで、徐々に株価も上昇傾向をたどるのが一般的。

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会計用語キーワード辞典

復配

無配が続いていた会社が配当を再開することをいいます。

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