微志(読み)びし

精選版 日本国語大辞典 「微志」の意味・読み・例文・類語

び‐し【微志】

〘名〙 少しばかりの志。いささかの志。寸志微衷(びちゅう)。また、自分の志をへりくだっていう語。
明衡往来(11C中か)下末「具表微志、而舟船遅来、自以懈怠」 〔韓愈‐復讐状〕

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デジタル大辞泉 「微志」の意味・読み・例文・類語

び‐し【微志】

わずかの志。また、自分の志をへりくだっていう語。寸志。

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普及版 字通 「微志」の読み・字形・画数・意味

【微志】びし

ささやかな志。晋・李密情事を陳(の)ぶる表〕願はくは陛下、愚矜愍(きようびん)し、臣の志を聽(ゆる)せ。庶(ねが)はくは劉(母の姓)、僥倖にして餘年を保ち卒(を)へんことを。

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