微温的(読み)びおんてき

精選版 日本国語大辞典 「微温的」の意味・読み・例文・類語

びおん‐てき ビヲン‥【微温的】

〘形動〙 物事中途はんぱなさま。手ぬるいさま。
女工哀史(1925)〈細井和喜蔵一八「素より吾人はこんな微温的なもので満足する者ではない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「微温的」の意味・読み・例文・類語

びおん‐てき〔ビヲン‐〕【微温的】

[形動]徹底しないさま。てぬるいさま。「微温的態度」「微温的改革
[類語]なまじなまじっかなまなかなまじい生煮え生ぬるい手ぬるいおざなりなおざり生半可いい加減適当ぞんざい投げ遣りちゃらんぽらん行きあたりばったり不十分不完全不徹底不行き届き半端中途半端宙ぶらりん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android