微衷(読み)びちゅう

精選版 日本国語大辞典 「微衷」の意味・読み・例文・類語

び‐ちゅう【微衷】

〘名〙 自分本心まごころをへりくだっていう語。微意。微志。微心。鄙衷(ひちゅう)
新聞雑誌‐八号・明治四年(1871)七月「区々の微衷(ビチウ)、御採用奉願候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「微衷」の意味・読み・例文・類語

び‐ちゅう【微衷】

自分のまごころ・本心をへりくだっていう語。
「お上に置かせられても、我々の―をお酌取下されたものと」〈鴎外大塩平八郎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微衷」の読み・字形・画数・意味

【微衷】びちゆう

微志。

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android