微酔(読み)ビスイ

デジタル大辞泉 「微酔」の意味・読み・例文・類語

び‐すい【微酔】

酒に少し酔うこと。ほろよい
[類語]生酔いほろ酔い陶酔酔う酔っ払う出来上がる酩酊沈酔大酔たいすい泥酔乱酔飲まれる虎になる酒気微醺びくん酔い潰れるべろんべろんぐでんぐでんべろべろへべれけれろれろ悪酔い酔態酒乱酔眼酔眼朦朧もうろうさか焼け酔狂酔歩呂律ろれつが回らない千鳥足目が据わるメートルを上げる宿酔二日酔い酔いどれ酔っ払い大虎おおとら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「微酔」の意味・読み・例文・類語

ほろ‐よい ‥よひ【微酔】

〘名〙 (「ほろ」は接頭語) 酒にすこし酔うこと。いい気持になる程度に適当に酒に酔うこと。また、その状態。ほろえい。ほろほろえい。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「目のふちが薄赤くなって、少しほろ酔(ヨヒ)といふ顔色に見えるが」

ほろ‐えい ‥ゑひ【微酔】

〘名〙 (「ほろ」は接頭語) =ほろよい(微酔)
※小説粋言(1757)五「心中歓暢、喫個薄酔(〈注〉ホロヱヒ)

び‐すい【微酔】

〘名〙 酒に少し酔うこと。ほろよい。微醺(びくん)
養生訓(1713)二「古人の曰、酒は微酔(ビスヰ)にのみ、花は半開に見る」 〔李商隠‐偶題詩

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「微酔」の読み・字形・画数・意味

【微酔】びすい

ほろ酔い。

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android