徳力富吉郎(読み)とくりき とみきちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳力富吉郎」の解説

徳力富吉郎 とくりき-とみきちろう

1902-2000 昭和-平成時代の版画家。
明治35年3月22日生まれ。西本願寺絵所12代。土田麦僊(ばくせん)に日本画をまなび,昭和3年国画創作協会展で樗牛(ちょぎゅう)賞。また創作木版画を手がけ,4年平塚運一,棟方志功らと同人誌「版」,6年麻田弁自(べんじ)らと「大衆版画」を刊行。21年版画制作所を設立,産業的な版画の量産もはじめる。陶画,洋画も制作した。平成12年7月1日死去。98歳。京都出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android