徳寿殿本(読み)とくじゅでんぼん

世界大百科事典(旧版)内の徳寿殿本の言及

【本】より

…そして紙,墨,書体なども大幅に改良されて,美本の名をほしいままにする〈宋版〉が生み出されたのである。 中央官府の手になる官版の出版の中心は国子監であり,その監修になる〈崇文院本〉〈秘書監本〉〈徳寿殿本〉〈左廊子本〉の4種は造本,刻書,印刷の精緻な点で,最も有名である。また本格的に出版が企業化したのもこの時代であり,四川,杭州,福建などは民間出版のメッカであった。…

※「徳寿殿本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android