徳星(読み)とくせい

精選版 日本国語大辞典 「徳星」の意味・読み・例文・類語

とく‐せい【徳星】

〘名〙
瑞祥しるしとしてあらわれる星。景星。〔史記‐孝武本紀〕
② (後漢陳寔子姪と荀淑の家で論議した時、徳星集まるの象があり、史官が今賢人が集まっているであろうと奏した「続晉陽秋」に見える故事による) 徳のある人。賢人。
万葉(8C後)一七・三九七三・題詞「嗟乎今日所恨徳星已少歟」

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デジタル大辞泉 「徳星」の意味・読み・例文・類語

とく‐せい【徳星】

吉兆のしるしとしてあらわれる星。
徳のある人。賢人。
木星異称

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普及版 字通 「徳星」の読み・字形・画数・意味

【徳星】とくせい

景星。

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