心利く(読み)ココロキク

デジタル大辞泉 「心利く」の意味・読み・例文・類語

こころ・く

機転がきく。よく気がきく。
「是等は皆一騎当千の兵にて、―・き夜討ちに馴れたる者共なりとは云ひながら」〈太平記・二八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心利く」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 利(き)

機転がきく。才覚がある。気がきく。
※今鏡(1170)五「徳大寺法眼と申ししは、〈略〉こころのきき給へるにや、法金剛院石立てなどに召されて参り給けるとかや」

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