精選版 日本国語大辞典 「心腹」の意味・読み・例文・類語
しん‐ぷく【心腹】
〘名〙
① 胸と腹。胸腹。〔書経‐盤庚下〕
※家伝(760頃)上「若得二其意一事必須レ成、請先作二婚姻之昵一、然後布二心腹之策一」
④ 腹の底まで打ちあけて、頼りとすること。また、自分の体のように思うままになること。また、その人。腹心。
※本朝文粋(1060頃)三・詳循吏〈大江挙周〉「故汝南之為二心腹一。勅二韓崇一而分レ憂。淮陽之作二股肱一」
こころ‐ばら【心腹】
〘名〙 心に思っていること。本心。「こころばらを(が)立つ」の形で用いられる。
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