心頭(読み)しんとう

精選版 日本国語大辞典 「心頭」の意味・読み・例文・類語

しん‐とう【心頭】

〘名〙 胸のあたり。こころ念頭心中
正法眼蔵(1231‐53)見仏「過去は心頭なり、現在は拳頭なり、未来は脳後なり」
合巻雷太郎強悪物語(1806)前「元よりたんきの雷太郎、いかりしんとうにおこりて」 〔李山甫‐山中寄梁判官詩〕

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デジタル大辞泉 「心頭」の意味・読み・例文・類語

しん‐とう【心頭】

心。心の中。「怒り心頭に発する」
[類語]心神心魂精神こころ知情意内心心情内面良心マインドハートスピリットエスプリ

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普及版 字通 「心頭」の読み・字形・画数・意味

【心頭】しんとう

こころ。念頭。唐・李山甫〔山中、梁判官に寄す〕詩 塵事の心頭にる無し (ま)た詩象外より來(きた)る

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