忍び返し(読み)シノビガエシ

デジタル大辞泉 「忍び返し」の意味・読み・例文・類語

しのび‐がえし〔‐がへし〕【忍び返し】

盗賊や敵が忍び込むのを防ぐため、塀などの上に先端のとがった竹・木・鉄棒などを並べ立てたもの。
[類語]垣根フェンス生け垣築地まがき囲い外郭牆壁しょうへき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「忍び返し」の解説

忍び返し

文字通り、忍んで来る者を追い返すものの意で、塀の上などに先を尖らせた竹や木、または釘などを打ち付けておき、盗人が乗り越えられないように工夫したもの。現代では、コンクリート塀の上縁にガラス片を並べた、少々無粋なものも目にする。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android