応作(読み)おうさ

精選版 日本国語大辞典 「応作」の意味・読み・例文・類語

おう‐さ【応作】

〘名〙 (「応現の働き」の意) 仏語。仏、菩薩などが衆生に応じた姿を現わす、その働き。
太平記(14C後)五「両所権現(りゃうしょごんげん)は、これ伊弉諾(いざなぎ)、伊弉(いざなみ)の応作(ヲウサ)なり」 〔金剛経

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「応作」の意味・読み・例文・類語

おう‐さ【応作】

応化おうげ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android