応答関数(読み)おうとうかんすう(英語表記)response function

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「応答関数」の意味・わかりやすい解説

応答関数
おうとうかんすう
response function

一般に,入力に対する系の応答特性を表わす関数。特に線形システムではδ関数による応答であるインパルス応答がシステムの特性を決定している。インパルス応答関数は余効関数とも呼ばれる。また正弦波入力の周波数に対する応答は周波数応答関数という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android