思ひ掛く(読み)オモイカク

デジタル大辞泉 「思ひ掛く」の意味・読み・例文・類語

おもい‐か・く〔おもひ‐〕【思ひ掛く/思ひ懸く】

[動カ下二]
予測する。
「浅茅原はかなく置きし草の上の露をかたみと―・けきや」〈新古今哀傷
恋い慕う。恋しく思う。
「男、―・けたる女の、えまじうなりての世に」〈伊勢・五五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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