思望(読み)しぼう

精選版 日本国語大辞典 「思望」の意味・読み・例文・類語

し‐ぼう ‥バウ【思望】

〘名〙
① そうしようと考えること。
日本風俗備考(1833)一「畢領を妨る所の者を芟除せんと思望するに因りてなり」
② ある人に心をひかれてしたうこと。思慕。
※鳳鳴館詩集(1791‐99)三・秋夜故人有来遊約雨不至「秋宵雨暗妨招尋、思望愈聞蕭瑟深」 〔詩経箋‐鄭風・東門

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