性命(読み)せいめい

精選版 日本国語大辞典 「性命」の意味・読み・例文・類語

せい‐めい【性命】

〘名〙 生まれながらの素質と天から授かった運命。また、いのち生命
続日本紀‐天平四年(732)七月丁未「和買畿内百姓私畜猪。放於山野性命
洒落本・風俗八色談(1756)一「大切な性命(セイメイ)を請合とは、ふとい事也」 〔易経‐説卦

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デジタル大辞泉 「性命」の意味・読み・例文・類語

せい‐めい【性命】

生まれながら天から授かった性質と運命。
いのち。生命。
「美しさを―にしているあの女」〈鴎外

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普及版 字通 「性命」の読み・字形・画数・意味

【性命】せいめい

本性。いのち。〔列子楊朱〕禮義るときは、則ち名位至る。(も)しに觸れて動き、嗜慾(しよく)に耽(ふけ)らば、則ち性命ふからん。

字通「性」の項目を見る

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