性心(読み)しょうしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「性心」の解説

性心 しょうしん

?-1299 鎌倉時代の僧。
浄土宗比叡(ひえい)山で出家,のち鎌倉光明寺で良忠にまなぶ。師の死後,下総(しもうさ)猿島(さしま)郡(茨城県)に高声(こうしょう)寺を,郷里武蔵(むさし)藤田(埼玉県)に善導寺を創建した。この派を藤田派という。水沼上人,秩父上人とよばれた。永仁(えいにん)7年2月7日死去。俗姓は藤田。号は唱阿。法名は性真ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android