怨毒(読み)えんどく

精選版 日本国語大辞典 「怨毒」の意味・読み・例文・類語

えん‐どく ヱン‥【怨毒】

〘名〙 はなはだしくうらむこと。うらんで他に害を与えること。
佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉一三「況や多く有すれば衆妬を招き、多く積めば怨毒を買ふをや」 〔戦国策‐趙策〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「怨毒」の意味・読み・例文・類語

えん‐どく〔ヱン‐〕【怨毒】

ひどくうらみ憎むこと。
「―を買う」〈東海散士佳人之奇遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「怨毒」の読み・字形・画数・意味

【怨毒】えん(ゑん)どく

深くうらむ。魏・阮籍〔詠懐、八十二首、十三〕詩 感辛酸を懷く 怨毒、常に多きにしむ

字通「怨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android