恐察(読み)キョウサツ

デジタル大辞泉 「恐察」の意味・読み・例文・類語

きょう‐さつ【恐察】

[名](スル)他人事情を推察することをへりくだっていう。拝察
「余儀なき御趣意を―して」〈藤村夜明け前

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恐察」の意味・読み・例文・類語

きょう‐さつ【恐察】

〘名〙 推察することを、その動作相手を敬っていう語。拝察。
※開化評林(1875)〈岡部啓五郎編〉明治四年「有難き勅語を恐察し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android