(読み)うらみる

精選版 日本国語大辞典 「恨」の意味・読み・例文・類語

うら・みる【恨】

〘他マ上一〙 (上二段動詞「うらむ(恨)」は、近世以降四段(五段)活用に変化したが、まれに上一段化した例がみられる) =うらむ(恨)(一)
歌舞伎一谷坂落(1691)二「七兵衛が此ていをみたらば、おれをもうらみるであらふ」

うら・ぶ【恨】

〘他バ上二〙 =うらむ(恨)
読本春雨物語(1808)宮木が塚「かくてのみ 在(あり)はつべくば いける身の 生(いけ)るともなしと 朝よひに うらびなげかひ」

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デジタル大辞泉 「恨」の意味・読み・例文・類語

こん【恨】[漢字項目]

常用漢字] [音]コン(漢) [訓]うらむ うらめしい
うらむ。うらめしい。うらみ。「恨事遺恨怨恨えんこん悔恨痛恨

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