恩徳(読み)おんとく

精選版 日本国語大辞典 「恩徳」の意味・読み・例文・類語

おん‐とく【恩徳】

〘名〙 (「おんどく」とも) 恩と徳。めぐみ。いつくしみ。
権記‐長徳四年(998)三月三日「生前蒙無涯之恩徳、向後亦欲無涯之恩」 〔戦国策‐斉策・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「恩徳」の意味・読み・例文・類語

おん‐とく【恩徳】

《「おんどく」とも》
恵み。情け恩恵
「母の御―七生しちしゃうむまれかはりても報じがたく存ずる折節」〈浄・嫗山姥
仏語三徳の一。仏が世の人を救おうとしてたれる恵みの徳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「恩徳」の読み・字形・画数・意味

【恩徳】おんとく

めぐみ。

字通「恩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android