恩顔(読み)オンガン

デジタル大辞泉 「恩顔」の意味・読み・例文・類語

おん‐がん【恩顔】

情け深い顔つき。多く主君の顔にいう。
「―を拝し奉らずんば」〈平家一一

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恩顔」の意味・読み・例文・類語

おん‐がん【恩顔】

〘名〙 いつくしみのある顔。慈愛にみちた顔。情け深い顔。多く主君の顔についていう。
※平家(13C前)一一「ながく恩顔を拝したてまつらずんば」 〔魏書‐宋世景伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android