息綱(読み)イキヅナ

デジタル大辞泉 「息綱」の意味・読み・例文・類語

いき‐づな【息綱】

海女あまが潜水するとき、舟との連絡用に腰に結んでおく綱。腰綱命綱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「息綱」の意味・読み・例文・類語

いき‐づな【息綱】

〘名〙 海女(あま)が水にもぐる時に体に結びつけて行く綱。綱に分銅がついていて、その重み水中にもぐり、息が苦しくなるとその綱を引いて合図し、あげてもらう。命づな。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android