恵妙(読み)えみょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恵妙」の解説

恵妙 えみょう

?-680 飛鳥(あすか)時代の僧。
三論宗。唐(とう)(中国)にわたり,帰国後,大和(奈良県)法興寺にすんだという。大化(たいか)元年十師のひとりにえらばれ,百済大寺(くだらのおおでら)(大安寺前身)の寺主となった。天武天皇9年の病気のおりには天皇の使いの草壁皇子の見舞いをうけ,同年11月17日死去。慧妙ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android