恵資(読み)えし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恵資」の解説

恵資 えし

?-? 飛鳥(あすか)時代の僧。
三論宗白雉(はくち)3年(652)宮中恵隠(えおん)をまねいて「無量寿経」の法門論議をおこなった際,論議者(問者)となった。大和(奈良県)元興(がんごう)寺の恵師,あるいは大化(たいか)元年孝徳天皇によって十師のひとりにえらばれた恵至と同一人の可能性がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android