恵那[市](読み)えな

百科事典マイペディア 「恵那[市]」の意味・わかりやすい解説

恵那[市]【えな】

岐阜県南東部の市。1954年市制。木曾川中流の美濃三河高原中にあり,中山道の宿場町であった大井町とその西の長島(おさしま)町に市街発達中央本線明知(あけち)鉄道の分岐点で中央自動車道が通じ,製紙・パルプ工業のほか1960年代から一般機器,非鉄金属などの工業も成長している。コンニャク,寒天を特産恵那峡,金竜温泉がある。2004年10月恵那郡岩村町,山岡町,明智町,上矢作町,串原村編入。504.24km2。5万3718人(2010)。
→関連項目根ノ上高原

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android