恵鍔(読み)えがく

世界大百科事典(旧版)内の恵鍔の言及

【浙江[省]】より


【形勢と位置】

[地勢]
 中国華中南東部の省。浙と簡称する。面積約10.2万km2。人口4343万(1996)。省域の80%は山地で,平地は北部の杭州湾沿岸(浙北平野)と,銭塘江の中流部に開ける盆地(金衢盆地)が大きなもので,あとは銭塘江の支流や,霊江,甌江などの河川が山地中につくる小盆地や,海岸の湾奥に形成される小平野である。山地は,銭塘江より西に天目山地があり,安徽省との境をなす。東には会稽山,天台山,仙霞嶺,括蒼山,雁蕩山などが南西より北東に走り,福建との境をなす。…

【普陀山】より

…普陀県に所属する。五代の後梁の貞明2年(916),日本僧の恵鍔(えがく)が五台山より帰国の途中,ここに観音像をまつり,寺を建ててから人々の信仰を集め,観音の霊場として中国仏教徒の四大名山の一つとなった。前後2山の仏寺群からなり,前山は普済寺,後山は法雨寺が中心で,遊覧避暑地としても有名である。…

※「恵鍔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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