悪平等(読み)アクビョウドウ

デジタル大辞泉 「悪平等」の意味・読み・例文・類語

あく‐びょうどう〔‐ビヤウドウ〕【悪平等】

[名・形動]何もかも一律に平等に扱うこと。形の上だけ平等にして、かえって不公平になっていること。また、そのさま。「頭割りでは悪平等仕事だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悪平等」の意味・読み・例文・類語

あく‐びょうどう ‥ビャウドウ【悪平等】

〘名〙 (形動) 何もかも無差別に平等にすること。形の上だけ平等にして、かえって不公平になっていること。
※常識的な、あまりに常識的な(1951)〈中野好夫〉「三つ次男にもアメ棒二本〈略〉なら、四十五の主人も断然二本ってことなんですの。いいえ、悪平等じゃありませんわ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android