悪度胸(読み)わるどきょう

精選版 日本国語大辞典 「悪度胸」の意味・読み・例文・類語

わる‐どきょう【悪度胸】

〘名〙 変にすわった度胸。悪条件下に自分をすてて臨んだときなどに出る度胸をいう。くそ度胸。
※新梅ごよみ(1901)〈永井荷風二三「疾に承知で、悪度胸(ワルドキョウ)を据ゑて店の敷居を跨いだのであるから」

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デジタル大辞泉 「悪度胸」の意味・読み・例文・類語

わる‐どきょう【悪度胸】

あきれるほど、ずぶとい度胸。くそ度胸。
自棄やけに近い気強さから、却って―が据わって」〈里見弴多情仏心

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