悪書追放(読み)アクショツイホウ

デジタル大辞泉 「悪書追放」の意味・読み・例文・類語

あくしょ‐ついほう〔‐ツイハウ〕【悪書追放】

青少年に有害な雑誌を追放しようとする小売書店の運動。昭和38年(1963)10月山梨県の甲府書籍雑誌共同組合が始め、全国各地に広がった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「悪書追放」の意味・わかりやすい解説

悪書追放
あくしょついほう

社会的に悪影響のある書籍雑誌の出版販売を中止させること。 1963年の場合のように,青少年条例の有害図書指定を根拠とすることが多く言論表現の自由を圧迫しがちである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android