惚(漢字)

普及版 字通 「惚(漢字)」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 11画

[字音] コツ
[字訓] ほのか・ほれる

[字形] 形声
声符は忽(こつ)。忽は恍惚状態にあるさまをいう。〔老子、二十一〕に「惟(こ)れ恍、惟れ惚」とあり、道の微妙にして容易に知覚しがたい意。恍惚とは形況の語である。

[訓義]
1. ほのか、かすか、うっとりするさま。
2. 国語で、ほれるとよむ。

[古辞書の訓]
字鏡集〕惚 ミダル・ウレフ・オモフ

[熟語]
惚焉・惚惚恍惚惚
[下接語]
惚・恍惚・慌惚

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android