惜しげ(読み)オシゲ

デジタル大辞泉 「惜しげ」の意味・読み・例文・類語

おし‐げ〔をし‐〕【惜しげ】

[名]惜しむ気持ち。「惜しげもなく与える」
[形動ナリ]惜しいと思わせるさま。
「みづらゆひ給へるつらつき、顔のにほひ、さまかへ給はむこと―なり」〈桐壺
[類語]未練がましい名残惜しい惜しいもったいないあたら残念残り惜しい残り多い口惜しい惜しむ心残り物惜しみ未練愛惜痛惜後ろ髪後を引く去り難いしつこい執念深いねちっこいねついねちねち悪あがきうじうじうだうだいじいじぐじぐじもじもじ因循断腸の思い負け惜しみこだわる尾を引く執拗恋恋れんれん思い残すたゆたう思い迷う忍びない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android