想蘊(読み)そううん

精選版 日本国語大辞典 「想蘊」の意味・読み・例文・類語

そう‐うん サウ‥【想蘊】

〘名〙 (「蘊」はあつまりの意で、種々のものを一括してとらえる意) 仏語。=そう(想)
神道集(1358頃)五「次手に揮き持取は、此亦相蘊の依所なり」
鉄眼禅師仮名法語(1691)三「此の妄想をおもひすてて、第三の想蘊をこえて、さとりの田地にいたるべし」 〔倶舎論‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android