惴惴(読み)ずいずい

精選版 日本国語大辞典 「惴惴」の意味・読み・例文・類語

ずい‐ずい【惴惴】

〘形動タリ〙 おそれるさま。びくびくするさま。
明衡往来(11C中か)下本「臨深蹈薄。惴惴于心而已」
江戸繁昌記(1832‐36)初「人、其の険を見て、惴々として其の傾墜を恐れざるはなし」 〔詩経‐秦風・黄鳥

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「惴惴」の読み・字形・画数・意味

【惴惴】ずいずい

おそれるさま。〔詩、秦風、黄鳥〕維(こ)れ此の奄息(えんそく)(人名)は 百夫の特(秀でた人)なり 其の(墓)に臨みて 惴惴とし其れ慄(おそ)る

字通「惴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android