愛河(読み)アイガ

デジタル大辞泉 「愛河」の意味・読み・例文・類語

あい‐が【愛河】

仏語愛欲などの執着が人をおぼれさせるのを河にたとえた語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愛河」の意味・読み・例文・類語

あい‐が【愛河】

〘名〙 仏語。人は愛欲におぼれやすいことから、それを河にたとえていったもの。
万葉(8C後)五・七九四・右詩「愛河波浪已先滅 苦海煩悩亦無結 従来猒離此穢土 本願託生彼浄刹」 〔八十華厳経‐三六

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android