感賞(読み)かんしょう

精選版 日本国語大辞典 「感賞」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょう ‥シャウ【感賞】

〘名〙
① (━する) 感心してほめること。
太閤記(1625)凡例「可退図に当ては退しを甚感賞し」
読本椿説弓張月(1807‐11)続「王女はこの物語を聞て、頻に感賞(カンセウ)し」
② 功をほめて与えるほうび

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「感賞」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょう〔‐シヤウ〕【感賞】

[名](スル)
感心してほめたたえること。
人皆な其才識に―せざるはなし」〈菊亭香水・世路日記〉
手柄をほめて与える褒美

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「感賞」の読み・字形・画数・意味

【感賞】かんしよう

めでる。

字通「感」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android