精選版 日本国語大辞典 「慇懃」の意味・読み・例文・類語 おん‐ごん【慇懃】 〘名〙 (「おん」「ごん」はそれぞれ「慇」「懃」の呉音) 心をこめてすること。ねんごろ。いんぎん。※参天台五台山記(1072‐73)一「三の船頭林廿郎、梢工陳従来向し慇懃なり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉 「慇懃」の意味・読み・例文・類語 いん‐ぎん【×慇×懃】 [名・形動]1 真心がこもっていて、礼儀正しいこと。また、そのさま。ねんごろ。「慇懃なあいさつ」2 非常に親しく交わること。「慇懃を重ねる」[類語]恭しい・丁寧・ご丁寧・ばか丁寧・慎ましい・遠慮深い・消極的・慎ましやか・丁重・しとやか・手重い・手厚い・親切・親身・懇ねんごろ・折り目正しい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「慇懃」の読み・字形・画数・意味 【慇懃】いんぎん ねんごろ。唐・楊巨源〔折楊柳〕詩 惟(た)だ春風の最も相ひ惜しむり 慇懃にに手中に向つて吹く字通「慇」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報