デジタル大辞泉 「憂ふ」の意味・読み・例文・類語 うれ・う〔うれふ〕【憂ふ/愁ふ/▽患ふ】 [動ハ上二]1 「憂える1」に同じ。「渡らひ心(=生計ヲ立テル意志)なかりけり。父、これを―・ひつつ思ふは」〈読・雨月・蛇性の婬〉2 「憂える3」に同じ。「旅の空にこの疾やまひを―・ひ給ふは」〈読・雨月・菊花の約〉[動ハ下二]「うれえる」の文語形。[補説]は中世以降の用法。の連用形「うれえ」が「うれい」に音変化し、その結果上二段化したものと考えられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例