懐を痛める(読み)フトコロヲイタメル

デジタル大辞泉 「懐を痛める」の意味・読み・例文・類語

ふところいた・める

自分の金を使う。身銭を切る。「―・めてまで見ず知らず他人に施しをする」
[類語]手弁当自弁自前持ち持ち出し自腹を切る身銭を切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「懐を痛める」の意味・読み・例文・類語

ふところ【懐】 を 痛(いた)める

自分の金銭をつかう。身銭を切る。
沢氏の二人娘(1935)〈岸田国士〉二「こっちの懐をいためない程度で、そういうことをする」

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