デジタル大辞泉 「懸」の意味・読み・例文・類語
けん【懸】[漢字項目]
〈ケン〉
1 物にひっかける。ぶらさがる。空中にかかる。「懸河・
2 かかげ示す。「懸賞」
3 託する。あずける。「懸命」
4 決着していない。「懸案」
5 かけ離れる。「懸隔・懸絶」
〈ケ〉心にかける。「懸想・懸念」
[難読]
…蹴鞠の演技者を鞠足(まりあし)といい,名手を上足(じようそく),未熟なのを非足(ひそく)という。練習は内鞠(うちまり),庭鞠(にわまり)といって室内や庭中でおこない,正式な競技に際しては懸(かかり)という特殊な施設をした地域でおこなった。懸は付近の建物より2間半以上離れた位置に,4本の木を3~4間を隔てて相対して立てるのを定めとする。…
※「懸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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