成案(読み)セイアン

デジタル大辞泉 「成案」の意味・読み・例文・類語

せい‐あん【成案】

具体的にでき上がっている考えまたは文案。「成案を得る」
[類語]腹案原案たたき台代案対案試案懸案法案草案私案素案決議案愚案新案良案妙案名案アイデア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「成案」の意味・読み・例文・類語

せい‐あん【成案】

〘名〙 ある計画方針などに対するすでにできあがった考えや文案。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)張湯第二九「具獄と云は、なりすまいたる成案でこそあれぞ。具獄なんどとは読まいぞ」
議院法(明治二二年)(1889)五六条「協議会於て成立したる成案に」 〔韓愈‐藍田県丞庁壁記〕

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普及版 字通 「成案」の読み・字形・画数・意味

【成案】せいあん

決定案。

字通「成」の項目を見る

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