戦雲(読み)せんうん

精選版 日本国語大辞典 「戦雲」の意味・読み・例文・類語

せん‐うん【戦雲】

〘名〙 (戦争のけはいを暗雲が空をおおうことにたとえた語) 戦争が始まりそうな緊迫したけはい。また、戦争そのものもいう。
軍歌日本陸軍(1904)〈大和田建樹〉「戦雲東にをさまりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「戦雲」の意味・読み・例文・類語

せん‐うん【戦雲】

戦争が始まりそうな緊張した気配。また、戦争。「戦雲急を告げる」「戦雲たれこめる国境地帯」
[類語]有事戦時非常時乱世事変革命戦争非常いくさたたか戦役せんえきえきへい兵馬へいば兵戈へいか干戈かんか会戦合戦かっせん交戦戦火兵火戦乱兵乱戦塵せんじん戦禍せんか大戦戦闘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「戦雲」の読み・字形・画数・意味

【戦雲】せんうん

戦争の気配。

字通「戦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android