戸賀崎熊太郎(4代)(読み)とがさき くまたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸賀崎熊太郎(4代)」の解説

戸賀崎熊太郎(4代) とがさき-くまたろう

1839-1907 幕末-明治時代の剣術家。
天保(てんぽう)10年2月10日生まれ。戸賀崎熊太郎(3代)の長男江戸で父に神道無念流をまなび,常陸(ひたち)水戸藩につかえる。明治11年郷里の埼玉県上清久(かみきよく)村(久喜市)にかえり,子弟の指導にあたる。実戦的剣術の衰退をなげき,明治40年4月3日割腹自殺した。69歳。名は芳武。号は尚道軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android