精選版 日本国語大辞典 「所帯・世帯」の意味・読み・例文・類語
しょ‐たい【所帯・世帯】
〘名〙
※浮世草子・新御伽婢子(1683)二「是なん菩提(ぼたい)の知識なるべしと一所の所帯(ショタイ)を沽却し髻(もとどり)切てながく仏道修行の道人となりしが」
② (━する) 一家を構えて独立した生計を営むこと。また、その生活。暮らし向き。せたい。「所帯をやりくりする」
※仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下「をかし、男、伊勢の国にてしょたいしてあらむと云ひければ」
③ 住居および生計を同じくしている者の集団。せたい。
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