手が付かない（読み）テガツカナイ

デジタル大辞泉「手が付かない」の意味・読み・例文・類語

「手に付かない」に同じ。
「内部の動揺やら、外部の束縛やらで、一切―◦なかった」〈漱石・門〉

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気になってその事に集中できない。落ち着いて物事の処理ができない。また、取るべき方法がない。手に付かない。

※春の潮（1908）〈伊藤左千夫〉四「おとよはもう洗ひ物には手が着かない」

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